TOP Intro Characters Release Note Goodies

□□■ Note >> Water Ripples 打ち明け話(Midsummer Rainボツ原稿)




美樹・モトーリ・モデルニ

■もともとこの作品は、思いつきで始めた企画なので、正直ココまで続くと思っていませんでしたし、ココまで作品の設定や作りこみもするつもりではありませんでした。
 それ所以ですが、作品の通したタイトルである「WaterRipples」と言うタイトルも各作品につけてなかったり、エピソード(セッション)の順番表記も非常にわかりにくくなってしまいました。
 単純に単行本みたいにタイトルに数字を1−2−3とつけて行っても良い気がしますが、そうすると、皆さんやっぱり1から買いますよね?
 自分としてはそれじゃダメなんです。
 時系列があって、新しくなるほど基本的に時間が進んだ話になるんですが、それぞれの作品に連続性があっても、連続しないとダメな作品ではなくて、どこか一つの本で一つのテーマが終わってと言う形を目指して作っているので「とりあえず1から」と言うような判断基準でのチョイスを避ける為に数字をつけてないんですよね。
 それに制作側の台所事情的に、仮に売り切ってしまった場合、再販できる保証がなかったり、ほかにもいろいろな製作意図があって今回の本は「2巻目」という本ではないとココに記しておきます。

 もっとも、ARIAでは通算2冊目のオフセット本ではあるんですが――

 数字ついでですが、本の裏表紙に必ず書いてある3桁の数字ですが、コレはサークル「トマトのお店」での同人誌の企画番号です。
 今回は024という数字になってますが、コレは24番目ではあるんですが、24冊目ではなかったりします。
 一つの企画で何冊も本が出たり、サークルの事情もいろいろあったりして……
 ただ、数字が大きくなればなるほど新しい企画になるので、作品を並べた時に、どっちが古い作品かというのがわかるとおもいます。
 まだ画力に関してはプアなところが多く、昨年の今頃と今とでは別人?!と言うような絵柄になってしまっているので、非常にややこしい立ち位置の本ですがご容赦を……

■相変わらずあとがきも辛気臭いボクですが(苦笑)どうしてもあとがきを書こうとすると、こんな感じになってしまうんですよね
 基本的に作中にトークを挟むのも苦手だったりするんですが……
 今回はページ数の都合で文章スペースがいっぱい取れたので、この作品のちょっとした種明かしを挙げてみます。

Lamcia Rally 037 JollyClub

 一部の読者はもうわかってらっしゃるようですが、この同人誌の一連の話の流れやキャラクターは、基本的にクルマ関連――しかも70〜80年代のWRC(世界ラリー選手権)を元ネタにして多くを描いています。
 とは言っても本当に小ネタ程度ですが……
 美樹はそのまんま「ミキ・ビアシオン」をモチーフにキャラクターデザインをしています。
 ただし彼の80年代前半時代ですね。
 美樹の先輩のセラさんは当時の同僚「アダルティコ・ヴーダフィエリ」からイメージ(妄想)して作ってます。
 セラって名前はあのトヨタのガルウィングカーから取りましたが(笑)
 ジョリークラブというお店も以前は実在したファクトリーで、ここのチームの創始者「マリオ・アンジェリーニ」はこの同人作品でも、ジョリークラブ最初のプリマとして「マリア・アンジェリーニ」と置き換えさせて使わせていただいております。(記憶違いがあるかも)
 もうひとり美樹の先輩「アニエリ・コスタ・スメラルダ」ですが、アニエリはフィアットの創始者一族「アニエッリ一家」から。 コスタ・スメラルダもイタリアのラリーイベントの名称から拝借しました(サルディニア島にはそういう地名があるそうです)
 こちらのアニエリ先輩のキャラクターデザインは90年代から引退までの顛末のミキ・ビアシオンをモチーフにキャラクターデザインしてます。
 オレンジぷらねっとへ(レンタル)移籍して、その後に失墜してウンディーネを引退する様は、ビアシオンのフォードへの移籍からチームの崩壊、そして引退までの顛末の苦悩をかなり参考にして作りました。
 そういう意味ではアテナさんを「フランソワ・ドルクール」的な立ち位置として解釈すると、知っている方はこの先の物語がわかるかもしれませんね!

 実在のジョリークラブは99年を最後に国際イベントの記録が残ってなくて、ファクトリーを解散したという話も耳にしました。
 自分はオレンジ色と鮮やかなグリーンのストライプに身を包んだマシンが、イタリアの情緒ある町並みの中で、地元の大声援を受けながら疾走していく様を見て、その空気がもうなくなってしまったなら、その思い、感動を同人誌に……!!
 ――というような、かなりねじ曲がった想いが美樹たちの原動力になっていたりします。



Next Page >>